先週１２月１１日(水)～１３(金)、東京ビッグサイトにて開催されたセミコンジャパンにて、
御来展いただきた方々、誠にありがとうございました。

今までお付き合いいただいている企業の方々や、新たに注目していただいたお客様により、大盛況にて幕を閉じることができました！多くの素敵な企業・人々によって弊社は支えられていると、改めて実感できる機会となりました。改めてここで感謝申し上げます。いつもありがとうございます。

出展エリア

ほぼ初出展、まだまだ小さい企業なのでブースサイズは小さかったす。
しかし出展位置に恵まれたこともあり、多くの出会いがありました。
出展位置は展示会のメインステージに隣接した「北海道パビリオン」の一角。付近にはRapidus社があり、展示会で一番賑わっていたエリアでした。

Rapidus社は同じ千歳市、なんなら最もご近所となる半導体関係の企業がFJコンポジットだと思います。
その近さゆえ、普段はほぼ一次情報を “見たり・聞いたり” しています。千歳市の街はホテルや店が増築され、Rapidus社までのバスの交通量が日々増えています。
その勢いがしっかり全国に響いている様に、展示ブースは常に超満員でした。税金を大胆に使った国策なので、他人事ではありません。上手くいくことを願っております。

北海道を中心としたセミコンジャパン、今後も盛り上げられるように真摯に事業を営んでいきます。

展示物の内製化

弊社は半導体後工程に使用される部品を製造しています。
・Ｓ－ＣＭＣ　：放熱材料。半導体に直接乗って冷やすチップ。
・Ｓ－ＤＢＣ　：セラミックス絶縁回路基板。大電力でも壊れない電気基板。

部品の展示は難しく、ブースが地味になりがちです。
しかし弊社の展示には多くの方が目を止めてくれました。実はこれら全て内製化です。

弊社には様々な人材がおり、製造業以外の経歴を持った方々がほとんどです。
今回はデザインをやっていた方と共作しました。ただお洒落を目指したわけではありません。
物を動かしたり、ユニバーサルデザインにしたり、目線誘導をしたり。
作戦を練り練りしました。

準備は超短期間で超低予算。なかなか過酷な状況でしたが、なんとか間に合うことができました。
そして多くの方々に出会え、達成感のある仕事になりました。
セミコンジャパンでコスパランキング１位になれるよう、引き合いのあるお客様に対しても全力で対応させていただこうと思います！

「低予算の最大のメリット：クリエイティブになれる」
僕が口癖のように言っているセリフです。今回もこれが上手く発揮されたような気がします。
なによりもそんな状況で模索するのが楽しいです。エンジニアの特権かもしれませんね。

弊社の製品がもっともっと世の中に広まり、サステナブルな世界が構築されるのが楽しみです。

いつもより熱い記事になってしまいました。
北海道はかなり寒くなってきたので、暖を取りたかったのかも。

気持ちは熱くても、半導体はS-CMCで冷やす。
２０２４年もあと少し、やり残したことがないように締めくくっていきます！