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【成功事例】ノーステック財団のHPにFJコンポジットが掲載されました
ノーステック財団のホームページにて、支援金の成功事例としてFJコンポジットが特集していただきました!
取り上げていただいた事例は、3年間(2019~2022)かけて挑んだ「蓄電池用カーボン成形体における高性能化と高速製造の研究開発」というプロジェクトです。支援金は1億円にのぼり、今ではロボットを駆使した24時間全自動生産ラインで製品を量産することができました。
・記事 :ノーステック財団 相談・サポート > FJコンポジット
※上記の記事内にはYouTubeも掲載されています。
ノーステック財団とは?
ノーステック財団は「豊かさを実現できる北海道」の実現に向け、産業技術の振興を図る財団です。研究開発機関を金銭的に支援する以外にも、試験場や専門家などの紹介もしており、弊社のような開発に力を入れる企業にとっては、頼れるイケメンな存在です。
”ノーステック財団” 名前もカッコイイです!
是非、ノーステック財団のホームページから活動内容などを見てみてください。
支援していただいたプロジェクト:S-MARCシステム
カーボンセパレータを24時間全自動で製造から検査まで行うシステムです。
※カーボンセパレータ:蓄電池や燃料電池の主要部品の1つ
名前は「S-MARCシステム」です。
- S :Separator [セパレータ,双極板]
- M :Manufacture [製造]
- A :Automatic [自動]
- R :Revolution [革命]
- C :Composite [コンポジット,複合材料]
名前の通り、超少人数のオペレータのみで量産ができる革命児です!
これを見たお客様たちからは「この規模の自動生産ラインを中小企業では見たことない」と褒めていただけます。
このプロジェクトが始まったのは2019年でした。チームリーダは当時20代。少人数で、たった半年という短期間で生産ラインの考案をしました。
コロナ渦と若さが相まって、開発時にはデジタルツールを駆使しました。
現代では社外との会議はWEB会議が主流になりましたが、FJコンポジットは社内の会議でもTeamsを使っていたり、スケジュールはTrelloなどを使って、スピード感のある効率的な業務をしています。
弊社は従業員全体的に年齢層が低いですが、それ以上に雰囲気が若いと思います!良いものづくりには活力が必須です。
その他の支援実績
ノーステック財団には他にも多くの支援をしていただきました。
最近でいうと、S-DBDの自動製造システム「Arikikiシステム」です。こちらも機械も製造から検査を無人で行ってくれます。
※S-DBC:パワー半導体などに使われる絶縁回路基板
Arikiki(アリキキ)という言葉はアイヌ語で「がんばる」という意味です。人の代わりに仕事を頑張ってくれる働き者です。北海道から世界に技術を発信したい想いからアイヌ語を使いました。
弊社ホームページの「機器・設備」には、他にも機械が一覧化されているので、是非チェックしてみて下さい。
FJコンポジットはノーステック財団をはじめ多くの企業・団体に支えられているお陰で、世界一の製品作りに挑めています。
これからも技術で未来を創造できるよう頑張ります。
(夢は、出勤したら機械のボタンを押すだけで仕事を終えられ、みんなで楽しく過ごすことです笑)