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【設備導入】brother SPEEDIO~新NC加工で無駄を削ぎ落とせ~
brotherの「SPEEDIO W1000Xd1」を導入しました。
30番でテーブルサイズが [ X=1,100 Y=500] と広いNC加工機はbrotherのみですで、このサイズが導入されたのは北海道では初めてだそうです。
テーブルが広いメリットは、大物加工ができる以外に加工治具を複数付けられる点があります。
上の写真のように真空チャックとバイスつけられるので、多品種を同時加工できます。
FJコンポジット製品:S-DBC(セラミックス絶縁回路基板)の加工サイズは様々なので、多品種同時加工ができるマシニングセンタはとても使い勝手が良いです。
なによりデザインがかっこよく、FJコンポジットの色とも合っていてるので、弊社の相棒(アメリカスラングでbrother)として活躍してもらえるよう、使いこなしたいと思います。
余談)カタログの「SPEEDIOの力で無駄を削ぎ落とせ。」というキラーワードが童心をくすぐり、たくさんモノづくりをしたくなったので、記事のタイトルに引用させていただきました。
FJコンポジットのホームページには「設備・施設紹介」ページがあり、所有している機械が一覧化されています。今回のbrotherも「加工機>切削」に新規追加されています。
https://www.fj-composite.com/facility.html#machinery
また各機械には最大加工寸法などのスペック記載されていますので、材料に関するお問い合わせの際にご活用ください。
brotherのSPEEDIOで加工されたS-DBCの用途は、電気自動車のパワー半導体(パワーモジュール,Electric Power Control Unit)の絶縁回路基板などがあります。
先日、国産半導体メーカーのラピタス(Rapidus)が北海道千歳市に2025年建設される発表がありました。2nmプロセス半導体の量産製造技術を確立させるのが目標のようです。
FJコンポジットも半導体業界の一員として、今後も北海道千歳市から世界に発信して頑張っていきます!